子供の指しゃぶりについて 船堀 歯科

投稿日:2020年8月9日

カテゴリ:ドクターズBLOG

みなさんこんにちは。

 

今日は指しゃぶりについてお話しします。

 

指しゃぶりを続けるほど歯並びや噛み合わせに影響が出てきます。

 

拇指吸引癖が多く、次いで人差し指が多いです。3歳までにやめれば、顎顔面の成長に伴い自然治癒することが多く、口腔の影響が少ないと言われています。

指を口腔内に入れて指を吸引するため、上の歯が唇側に傾斜し、下の歯が後方に押されることにより上下前歯が当たらないようになる開咬や、上顎歯列の狭窄がおこり、奥歯の噛み合わせも異常がでてきます。

特に、上下の歯列の間に隙間が開いてると飲み込む動作ができなくなり、その隙間に舌を押し込み閉鎖して飲み込むようになります。

 

それにより舌癖となり、舌癖のある子供が話すときは前歯の隙間に舌を入れるようになるので、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌足らずな発音になります。

 

前歯が突出してくると、口唇を閉じにくくなり、いつも口を開けている癖がつき、鼻や喉の病気がないにもかかわらず、口呼吸になります。

 

出来るだけ4〜5歳までに習慣化しないようにすることが望ましいです。

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