お子さまの口ポカーン 船堀 歯科

投稿日:2020年3月14日

カテゴリ:ドクターズBLOG

皆さん、こんにちは。船堀のファミリア歯科です。

お父さん・お母さん。ご自分のお子さまの口元は気にされていますか??ポカーンと開いたままになってはいませんか??

子供の健康的な成長の為には、鼻呼吸が良いとされています。

それは、

・口呼吸に比べて、取り込める酸素の量が増える

・吸い込んだ空気が温まり、大量の細菌やバクテリアが除去される。

・鼻粘膜の免疫が細菌やウィルスの侵入を防いでくれる。

からです。

お口ポカーンのお子さまはその真逆の影響を受けるのです。

具体的には、

・お口の中が乾燥して、唾液の機能低下により虫歯・口臭の原因になりやすい。

・冷気やほこり、ウィルスを直接吸い込むので体調を崩しやすい。

口呼吸の原因にはいくつかあって、

・アレルギー性鼻炎

・慢性副鼻腔炎

・アデノイド肥大、口蓋扁桃肥大

・歯並びが悪く口呼吸が癖になっている

この中で、歯科に関係しているのは、やはり歯並びでしょう。

お口ポカーンは専門用語だと、口唇閉鎖不全、と言います。

口唇閉鎖不全により、

・口腔乾燥

・上顎前突(いわゆる出っ歯)

・オトガイ緊張

・開咬(上と下の歯が合わさっていない状態)

になりやすいです。

要は、歯列不正の原因になってしまうのです。

そこで厚生労働省は、保険診療に口唇閉鎖不全への対策を盛り込んでくれました。

それが「口唇閉鎖力測定」です。

保険診療で口を閉じる力を測定出来るようになったのです。

定期的に口唇閉鎖力測定を行うことで、お子さまの発達状態を確認し、もし基準より数値が低ければ、トレーニングをして、筋肉を鍛えるのです。

そうする事で口唇閉鎖不全を改善し、結果歯列不正になる確率も減らせるのです。

 

当院では4月からお子さまの口唇閉鎖力測定を行うことが出来ます。

心配でも心配でなくても、試しに測定されてみてはいかがでしょうか??

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

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