歯はいつできるの? 船堀 歯科

投稿日:2021年9月21日

カテゴリ:歯科衛生士BLOG

皆さん、こんにちは!ファミリア歯科です。

皆さんは、歯がいつ頃からできるかご存知ですか?それは「妊娠7週から10週頃」

歯は石灰化した硬い組織で、口の中に出ている歯冠部と、歯を支えている骨(歯槽骨)の中にあ る歯根部からなります。 歯冠部の表面は人の体の中で最も硬いエナメル質で覆われています。

エナメル質は皮膚や爪、脳神 経などと同じ種類の細胞から作られます。 歯冠部の内側は象牙質で、その中心部には歯髄(神経や血管などの軟らかい組織)があります。

象牙質は歯髄や歯槽骨、歯根膜、セメント質などと同じ種類の細胞から作られます。

妊娠7週から10週頃になると、胎児の口の表面の細胞が数を増して内部に入り込み、乳歯の芽が作られ 始めます。

妊娠3か月半頃になると永久歯の一部の歯の芽も作られ始めます。 妊娠4~5か月頃からは歯の芽にカルシウムやリンがくっついて少しずつ硬い組織になり、歯の形 を作っていきます。

歯の発育に必要な栄養は、歯を硬くするカルシウムやリンばかりでなく、歯の芽の形成に役立つ良質のタンパク質、カルシウムの代謝を助けるビタミン DEや歯質の基礎を作るビタミンAC ど様々です。

子どもの歯が生え始めるのは生後6~8カ月頃ですが、乳歯や永久歯の準備は妊娠初期から始まっています。赤ちゃんの丈夫な歯を作るためには、歯が生えてからではなく、日頃からバランス のとれた食事を心がけることをお勧めします。

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