治療中断が良くない理由 船堀 歯科

投稿日:2020年7月7日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

こんにちは

 

今日は治療を中断するリスクについてお話しします。

 

治療の中断は一番避けていただきたいことです。

 

治療の途中ですから完治していませんし、加えて治らない状態で放置しておくと、そこから新たな病気が始まる危険性が高まるからです。

 

その為、場合によっては最初に受診した時よりも、お口の健康が損なわれることになってしまいます。一生自分の歯で過ごすことが出来るよう、ぜひ治療は最後まで受けて下さい

 

歯科の治療には、患者さんが中断しやすい場面があります。どんな時に中断したくなるか、その場面と中断した結果の危険性を知っておきましょう。

 

・応急処置で痛みが消えた時

痛みが激しい時は、まずその炎症を鎮める処置をします。痛みが消えてから実際の治療が始まりますので、中断すればまた同じような状態に戻ります。

 

・被せ物の型を取り終わったとき

作った被せ物はなるべく早く入れてしまわないと、お口の状態が変化して合わなくなります。

 

・仮歯を入れた時

仮歯を入れると見た目も元に戻って日常的に不自由しなくなります。これで十分と判断をしてしまう方がいますが、仮歯は仮止めしてあるだけの弱い歯ですから簡単に剥がれます。

また、中断後、再度治療を開始した時には、自分の歯は最初の時以上に悪くなり削られることが多いです。

 

・歯の神経の治療中

中断すると最も危険な結果になります。

歯の根の治療は繊細な処置を繰り返して、細菌が根の中で繁殖しないようにします。

途中で止めると、炎症の悪化や用意した被せ物が合わないなどといったトラブルが起き、結果的に、歯を残すことが出来なくなってしまいます。

 

 

もし治療の途中の歯がありましたら、この機会にぜひ治療を再開していただけますようお願いします。

 

 

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