指しゃぶりの影響 船堀 歯科
投稿日:2019年10月15日
カテゴリ:ドクターズBLOG
子供の指しゃぶりは生理的なもので4~5歳までにだんだんと減っていきやがて自然となくなります。
成長しても治らないケースは注意が必要です。
長期にわたる指しゃぶりは歯の健全な発育に悪影響をもたらすからです。
乳幼児の弱い歯ややわらかい歯肉は変形しやすく、
指しゃぶりを続けていると出っ歯や開口(前歯がかみ合わずあいたままになる)といった
歯並びやかみ合わせの異常を起こします。
また、上顎の歯列の横幅が狭くなる(歯列狭窄)、下顎が後方に押しやられるなど、
顎の関節や口の周りの筋肉の発達にも影響してきます。
指しゃぶりがなくならない原因は乳幼児の指しゃぶりが習慣化にして癖になったり
心理的に引き起こされるといわれています。
無理にやめさせるのではなく、お子様と積極的にスキンシップをとって、
気持ちを安定させることも大切です。
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