虫歯といえばミュータンス菌!?      船堀      歯科

投稿日:2019年6月15日

カテゴリ:ドクターズBLOG

虫歯の原因菌といえばストレプトコッカス・ミュータンス菌がよく知られていますが、
虫歯の多い小児の口腔内からは、ミュータンス菌に加えて、腸内細菌でおなじみの
ビフィドバクテリウム菌(ビフィズス菌)も検出されることが近年報告されていました。

先月の東北大学歯学部の報告によりますと、ビフィドバクテリウム菌も
ストレプトコッカス・ミュータンス菌も口腔内の糖から酸を産生し、
歯を溶かすのに十分なpH低下を引き起こしますが、ミュータンス菌が主に乳酸を産生するのに対し、
ビフィドバクテリウム菌は主に酢酸を産生するのだそうです。

しかも、酢酸の方が歯の内部に浸透しやすいことが報告されており、
歯を脱灰し、う蝕の進行を早める可能性が高いとのことでした。

また、ビフィドバクテリウム菌はブドウ糖(グルコース)よりも
乳糖(ラクトース)をエサにした方が糖代謝の効率を促進しより多くの酸を産生すること、
フッ素による虫歯予防の効果が出にくいこともわかったそうです。

やっぱり何といっても毎日毎食後の歯磨きがとても大切だということですね。

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