口腔内スキャニング    船堀    歯科

投稿日:2018年12月20日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

チェアサイドでの印象採得による患者様の負担を軽減するためにも、
口腔内スキャニングが普及の兆しを見せています。

従来の印象採得では、トレーに印象材を盛り付け歯列に接触させる方法となりますが、
印象材が接触することにより患部の形状に何らかの影響を及ぼすため、失敗、再印象の可能性もありました。
その点、口腔内スキャンによる印象採得は、完全に非接触となるため、
治療部位を無圧着で自然のままに素早くスキャンすることが可能となります。

また、従来の方法ではコピーすることが出来なかったシェードも同時にコピーすることが可能となり、
シェードテイキングの時間も短縮することにつながります。

デジタル印象によるメリット

◯診療時間を短縮し、より多くの患者さんを診ることができます。
◯印象材や送料などの費用を節約できます。
◯デジタルのため、手作業によるミスも回避できます。
◯印象採得が簡単になり、再採得ゼロが実現可能に。
◯患者さんへの治療負担を軽減させます。

デジタル機器を医療行為に導入することによる展望の大きさは以前より提起されていましたが、
歯科において、とりわけ歯科技工物においてはデジタル機器の浸透が大変顕著です。
デジタル機器の導入により、手技による曖昧な作業をデジタル化することで
超高精度の技工物が製作できるようになりました。

CAD/CAM冠の保険適応から、「デジタル歯科」の言葉が認識され始め、
それらの恩恵が一般の患者様にも理解されてきているのが現況です。
「デジタル歯科」は歯科医院様と歯科技工所とで、双方にそれらの特徴を深く理解することで、
初めて患者様にそのメリットを実感していただくことが可能となります。

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