タバコは歯周病の大きなリスク!

投稿日:2015年3月24日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

こんにちは。今日はタバコと歯周病についてお話します

喫煙は歯周病の大きなリスク要因のひとつです。非喫煙者と比較すると、喫煙者の歯周病の罹患リスクは

2.7倍にもなり、歯の喪失は10年早まると言われています。

特定の細菌や年齢、糖尿病などよりも、喫煙のほうが歯周病の重症度よりも関連が深いという報告もあります。

喫煙の歯周病への影響は、かかりやすい、気が付きにくい、治りにくいの3つです。

まず、生体の本来の免疫機能が喫煙により妨げられるため、歯周病にかかりやすくなります。

喫煙者は非喫煙者に比べて罹患率が高く、重度に進行した人の割合も高いことが知られています。

また、ニコチンの血管収縮作用により炎症症状が隠され、歯周病が進行しても出血などの自覚症状が

出にくくなります。そのため、発見が遅れてしまい、気付いたら重度の歯周病になっていたということが

あります。

歯肉に赤みや腫れがそれほど目立たないのに、歯周組織の破壊が進んでいることもあります。

さらに、いざ治療を始めても、喫煙者の歯肉は硬くて沈着物の除去は難しく、歯周組織の修復も阻害されて

いるため、思うように治療効果が上がらないそうです。

禁煙はなかなか難しいと思いますが、将来の為にも禁煙をお勧めします。

 

 

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